
1月の桜ケ丘大学
「老後の財産管理」
弁護士 平井治彦氏(岐阜県弁護士会所属)
1月10日開催。年があらたまって最初の講座です。7月の講座で「葬式のお話」があり、たいへん参考になったとのアンケートが多くありました。その中でも触れられていました “正常な判断が出来なくなった時は後見制度があります“ ”遺言の大切さ“などのことを今回、弁護士の立場でさらに深くそして広く話いただき、さらに日本が抱える超高齢者社会の現実など実例を交えての有意義な講座でした。
参加者からは・・・
○ たいへん参考になった。勉強になった(同様の趣旨のかた13名)
○考える力が残っている間に準備しなければと思った。(5名)
○ 財産目録を作ろうと思った。(3名)
○ やらなければいけないことがわかったがまだ健康なので先送りすることに・・(3名)
○ 相続のことを考えると山ほど問題があることがわかった。
12月の桜ケ丘大学
蓄音機で聴く懐かしい音の世界
蓄音機収集家 伊佐治敏氏
この講座は、音を主題にしました。音はホームページでは残念ながら表現できません。でも皆さんのお耳の底に、いや心の奥深くに大切にしまわれていると思います。今回は皆さんの感想文を掲載させていただき、お聞きになった音響への思いとなれば幸いです。
参加者感想
○ ハイテクのオーディオに囲まれた生活に慣れてしまって、ゆっくり深みのある音を聞くことを忘れていたような気がする。気ぜわしい年の瀬に貴重な音楽の時間を得ることができ、聴講して良かったと思います。
○ 今日は蓄音機でのレコードを聞かせていただき、とてもやわらかくてやさしい音色がCDでは出せないすばらしい音の世界が広がってきます。
○ すばらしい収集品となつかしい音楽を聞かせていただき、ありがとうございました。心が洗われる思いがしました。お忙しい見でありながらよく収集されたなと感心しながら楽しませていただきました。
○ りんごの歌は戦後の人達に生きる希望を与えたと聞いています。美空ひばりの歌も聞くことが出来て心を洗われる思いです。青い山脈の歌は兄達から聞いて歌っていた頃なつかしく思い出されました。

○ 「喜びも悲しみも幾年月」今は亡き主人と一緒に見た思い出の映画です。その他の唄もとてもなつかしく楽しい時を過させていただきました。ありがとうございました。
○ 血涙日露戦争史、連合艦隊解散式訓辞など過去聞いたことのなかったので感激しました。子供の頃、ポータブル型の蓄音機を分解したことがあって、ゼンマイを引っ張り出したとたん、部屋中にゼンマイがひろがり、今思うとたいへん危ないことを経験したことを思い出しました。LP,CDより何となく自然の音がでるような、またふくらみがゆたかでのびのあるように感じました。
○ 久し振りになつかしい蓄音機の音を聞きました。幼い頃父が広沢虎造の浪花節が好きで、新しいレコードが手に入ると近所のおじさん達を呼にいかされたものです。「やっぱり虎造がいいね」等と言って話していた父を本当に久し振りに思い出しました。
11月の桜ケ丘大学 館外学習
ちひろ美術館とりんご狩り
美術館は高台に位置し、そこから眺める安曇野は秋の色に色濃く染まり見事でした。館は木を主体にして作られており、そのぬくもりが肌に程好く感じられ、まさにおとぎの国の一隅にいるようでした。この環境が、これから繰り広げられるであろう数々の絵画を思うと、わくわくした気持ちにさせてくれました(11月8日)。
ちひろ美術館
あどけない少女が、水彩画の中で私たちに何かを語りかけています。いわさきちひろの技法は、水彩絵の具を巧みに用い、水をたっぷり使ったにじみやぼかし、大胆な筆使い、まさに水墨画に通じると感じました。子供や花の輪郭線を用いない色のにじみで形を現す、先に塗った色が乾く前に他の色をたらす、また筆のかすれたタッチを用いるなど多彩な技法は見る人を惹きつけます。
かんてんぱぱガーデン
経営者塚越会長の独特な方針で成長した伊那食品。マスコミでは創業以来増収増益で取り上げられているが、評価の仕方に少々抵抗があるそうです。増収増益はあくまでも結果であり、目指していることは「いい会社を作ろう――たくましく そして やさしく――」です。会社は、社員を幸せにし、地域や社会に貢献し、その積み重ねで豊で安心して暮らせる世の中が作れる。すばらしい考えだと思います、世の経営者がみな同じ考えに立ってほしいものです。
りんご狩り
信濃の国を朝早くから旅しリンゴ園に着きました。そろそろ太陽が西に傾き、光が真っ赤に実ったリンゴにあたり、葉の緑との調和がすばらしいと思いました。おいしいりんごの試食、良く食べました。また、童心に帰ってのりんご狩り、決められた数を守るのが大変でした。お土産もいっぱい買い、思い残すこともなく家路に着きました。
10月の桜ケ丘大学
「焼物の東西交流」
(社)美濃陶芸協会 名誉会長 加藤 幸兵衛氏
10月11日の桜ケ丘大学では、当代屈指の陶芸家・加藤幸兵衛氏が古代から現代までの長い歴史、日本からヨーロッパまでの広い地域、焼物が歩いた道を時にはユーモアを交えて語られ、ロマンに満ちた講演を引き込まれるように聞きました。多くの陶芸家が近くで活動されているだけあって、皆さんの興味も強く、本年度最大の盛況な講座になりました。
参加者からは
参加者の感想を、紙面の関係で一つだけ、掲載させていただきます。
「焼物は仕事にすると大変で、趣味にすれば最高との言葉、芸術関係の仕事はみんなそのようです。娘婿が日本画の教師をしていて見ているとそう感じます。主人は陶芸が好きで毎回ガラクタばかり作っていますが、楽しそうです。私は焼物には余り興味がなかったのですが、主人のおかげで種類ぐらいは少し判るようになりました。焼物はアジア・ユーラシア大陸を中心として発展してきたとのこと、やはり歴史の古い国で発展したようですね。いろいろ勉強できてほんの少し焼物が判った気がします」
9月の桜ケ丘大学 館外学習
水と緑と人道のまち-八百津-
今月に入り過しやすい日々になったと思いましたが、すぐに暑さがぶり返すとともに、今度は台風の雨が大変な被害をもたらしました。
9月の館外学習も1日目(6日)は快適に過されたと聞きました。2日目(13日)は蒸し暑く、熱中症を心配する日になりました。
杉原千畝記念館
八百津の丘陵地を開発し、4万平米にもおよぶ洋式の公園が作られていることは、町の杉原氏に対する畏敬の念の現われと思いました。芝生が青々と茂り、モニュメント、胸像が配置され、その中に記念館がたたずんでいました。
6千人もの人の命を領事代理が救ったのは、彼の生い立ち、ハルピン学院での後籐新平の教え「自治三訣」(人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして報いを求めぬよう)だけでしょうか。そこには彼の人生観が大きく影響を与えたと想像しました。
旧八百津発電所資料館
明治末の発電所と聞いておりましたので小規模なものと思っておりましたが、大型の設備に驚きました。欧州製が多かった当時としては珍しく水車、発電機とも米国製。また、放水路発電所も設置されていました。大河川木曽川の水を利用するには機器が弱く、トラブル続きだったようで、その修理がかえって国内の発電技術を高めたそうです。
明鏡寺
住職は、一年の内過しやすいのは四五十日で、後は暑い、寒いで過ぎていくと話され、日々の心構えを説かれました。良寛さんの句に「形見とて 何か残さん春は花 山ほととぎす 秋はもみじ葉 」があり、沢庵和尚は「不動智があればさまざまな困難を乗り越えられる。一つのことにこだわらないで全体に気を配る。千手観音は一本の手に心をとられるとそれしか出来ない、すべての手に気を配っている」と語った。また、禅の言葉に、「不風流処也風流」(風流ならざる処、また風流)というものがあり、この言葉の意味は、「風流ではないところが風流だ」ということ。ここでは「しみじみと心の休まる趣のある精神世界にいる」という意味と解しました。
日の丸製菓
工場に近づくと甘い香りがプーンと漂ってきました。工場は大変暑く、従業員の方に中と外で働いている人の給与が違うのかと尋ねましたら、社長が聞いていて笑っておられました。
8月 桜ケ丘大学20周年特別文学講座
朗読とおしゃべり -馬渕晴子さん 島田真由美さん-
朗読 「鼓くらべ」 山本周五郎作
簡単に設えた舞台でしたが、大舞台で演じているような、また、要所々々に流された秦琴の調べが朗読を引き立て、その場の情景が目の前に描かれるようなすばらしい朗読でした。
おしゃべり
「おしゃべり」では、朗読に「鼓くらべ」を選んだ気持ちをまず語られました、旅の老人が人として生きて行く「生き方」を若いお留伊にさりげなく遺そうとした心を考えたいと申されました。自身が肺がんの告知を受け、死に方を考える時期が来たと思っていると心境を話され、ご自分の人生では、職業軍人であったお父さんとの葛藤、戦争体験、病の苦しい治療を経験し、反戦・反核の想いが今回の原発事故でさらに強まり“語り部”としての使命感が高まってきたこともお話しされました。8月は広島、長崎に原爆が投下され、終戦を迎えた月で、平和について考えたいとのことでした。
20周年記念講演を終えて 館長 高相建司
今回の講座には多くの聴講生の方にも参加していただき、20周年の記念講演として盛大に開催できましたことを心から感謝いたします。
第一部の“朗読 鼓くらべ”はアンケートに書かれておられましたように「研ぎ澄まされた文章のすばらしさ」と「情景が目に浮かぶ」プロの語りに感動された方も多く、企画しました者として「ホット」しております。
第二部の“おしゃべり”に対しては幅広いいろいろなご意見をいただき、考えさせられることが多々ありました。ありがとうございました。貴重な提案と真摯に受け止めさせていただき、今後の大学行事の運営に役立たせていただきます。
また、当大学は生涯学習として活動に参加し、豊かな人生と学生相互の親睦と友愛を深めることを目的にしていますので、今後もこの趣旨に沿って行きたいと考えます。
7月の桜ケ丘大学
もしもの時の安心プログラム -㈱のうひ葬祭
7月12日は、暑い日にもかかわらず、大勢の参加をいただきました。用意した席が足りず、あわてて追加したほどです。身近な問題でもあり関心が高いですね!
皆さんは、「送る側」か「送られる側」どちらでお聞きになりましたか?
いろいろご意見も出、活発な講座になりました。
参加者からの質問・意見
・ 葬儀は神道でしたほうが安い。―― お寺とのこれからの付き合いなどを考えると葬儀だけ神道でという方はほとんど見えません。
・ 故人が生前カセットにお礼の言葉を残し、葬儀で流した。―― 最近はビデオの方も見える。
・ 亡くなった人の名義の預金は引き下ろせなくなります。しかし葬儀費用と云えば引き下ろしは出来ます。地元金融機関のほうが早く出来ました。
・ 葬儀の支払いは?――お寺さんが先で、業者はあとでよい(一週間以内くらい)。葬儀の費用は預金が下りる。
・ 施主と喪主の違いは?―― 施主は“布施する主”の意味で、葬儀・法要費用を負担しお葬式を運営する人の事で、喪主は遺族の代表として葬儀を執り行います。
6月の桜ケ丘大学
「共に生きる」 -健康と元気をもらう-
アジア保健研修財団名誉理事 川原啓美氏
6月14日(火)の第3回桜ケ丘大学では、アジア保健研修財団(AHI)創立者名誉理事の川原 啓美先生を講師にお招きしました。講話では、どんな医師になるか、どんな人生を送るか、多くの人々との交流が示す道筋について、ご自身の経験を交えて語られました。また、「老いのデザイン」については、人としての生き方を築くことや、自分の得意なことに向かうことで人生が生き生きとしてくる、などといった秘訣を教えていただきました。
参加者からは・・・
「海外医療活動に感銘を受けた」「健康で心身健やかでありたい」「これからの人生に『老いのデザイン』が大変参考になった」といった感想を頂きました。
桜ケ丘大学20周年記念誌発行
桜ケ丘大学では開講20周年を記念して、記念誌を発行する事となりました。学生(108名)に原稿の投稿を依頼しましたところ、50名以上の方からの投稿がありました。どれも素晴らしいものです。本当にありがとうございました。記念誌の完成まで、まだまだですが、引き続きご理解ご協力をお願いいたします。 桜ケ丘大学広報委員会
第20期 桜ケ丘大学開講!
開講式開催


新緑の5月。公民館に隣接する児童センターでは大きな鯉のぼりが風にふかれて気持ちよくおよいでいます。大空にたなびく鯉のぼりを見ていると気持ちが元気になりますね。
さて、桜ケ丘公民館主催、桜ケ丘大学は今年20年目の開講となりました。110名の方からお申込いただきました。今年は20周年記念誌を発行するため、広報委員から多くの方に原稿を依頼しました。皆さんの思いが詰まった記念誌になることと思います。また開講式では岐阜気象台から講師をお招きして「防災情報の備え」の講義を受けました。1年間親睦を深めながら健康維持と知識の向上をめざして活動していきます。
平成23年度学生募集!
平成22年度館外学習の様子
桜ケ丘公民館では、成人の方を対象に「桜ケ丘大学」を開催しています。年間12回の講座を通じて人とのふれあいを深めながら楽しく学習します。皆さまのご参加をお待ちしています。
日時 : 毎月第2火曜日 9:30~11:30
会場 : 桜ケ丘公民館 2階会議室
会費 : 年間3,000円(開講式に集金・館外学習費は別途集金)
募集人数: 100名
申込方法: 申し込み書
記入のうえ公民館窓口までお持ちください
申込期間: 3月9日(水)~3月30日(水)
第2回 館外学習「江のふるさと滋賀・長浜」も同時に申込み受付します。
日時 : 5月10日(火) 集合7:30 出発7:45 帰着予定18:00頃
行程 : 桜ケ丘公民館→小谷・江のふるさと館→実宰院→小谷城戦国歴史資料館→すし慶(昼食・見学)→浅井・江のドラマ館→清滝寺 徳源院→桜ケ丘公民館
参加費 : 6,000円
定員 : 100名(定員になり次第締切させていただきます。)
申込期間: 3月9日(水)~3月30日(水)
天候・道路交通事情により行程及び時間など変更される事があります
年間学習計画
年間学習計画
第1回 開講式4月12日(火) |
開講式防災情報の備え
岐阜地方気象台 |
|---|---|
第2回 館外学習 5月10日(火) |
江のふるさと滋賀・長浜
江・浅井三姉妹博覧会 |
第3回 健康講座 6月14日(火) |
共に生きる~健康と元気をもらう~
アジア保健研修財団(AHI) 川原 啓美 氏 |
第4回 くらし 7月12日(火) |
もしもの時の安心プログラム
葬祭会社役員 鈴木 哲馬 氏 |
第5回 文学講座 8月(未定) |
20周年特別講座
女優 馬渕 晴子 氏 |
第6回 史跡探訪 9月13日(火) |
水と緑と人道のまち八百津
杉原千畝記念館・地場産業工場見学・他 |
第7回 人生・生活 10月11日(火) |
やきものの東西交流
陶芸家 加藤 幸兵衛 氏 |
第8回 館外学習 11月8日(火) |
安曇野ちひろ美術館・りんご狩り・かんてんぱぱガーデン
|
第9回 芸術・音楽 12月13日(火) |
蓄音機で聴くなつかしい音の世界
蓄音機収集家 伊佐治 敏 氏 |
第10回 経済・法律 1月10日(火) |
老後の財産管理
岐阜県弁護士会所属 平井 治彦 氏 |
第11回 まちづくり 2月14日(火) |
ボランティアに生きる
可児市ボランティア連絡協議会 会長(サンピープル代表)渡邉 きみ子 氏 |
第12回 閉講式 3月13日(火) |
閉講式
20周年記念祝賀会 |
日程・内容等は都合により変更になる場合があります。
