第2部 基本計画
| 第1章 計画の目標を達成するための施策と行動
<第1節> 安全・安心に住み続けられるまちをつくります 第2節 人と生物を育む自然を守り育てるまちをつくります 2−1
自然を基調とした適正な土地利用を進める |
市内に生息・生育する動植物の調査・情報収集を行いその実態を把握するとともに、それらの保護・保全活動を展開します。 |
| 【現況と課題】 | ||
| ○ | 本市全域は常緑広葉樹林の発達する地域に位置していますが、ツブラジイ(コジイ)やカシ類の優占する自然植生は、神社、寺院などのしゃそうりん社叢林としてわずかに残るだけで、大部分の地域は植林、二次林、耕地などと市街化地域に置き換えられています。 | |
| ○ | 市内に残された自然植生域、ため池、湧水湿地などには、重要植物の群落があるところもあります。サクライソウ、ハナノキなど稀少なもの、植物分布上学術的に価値のあるものについては天然記念物に指定するなど保護を行っています。 | |
| ○ | 平成10年度に実施した水生生物調査では、市内の河川で、絶滅が危惧されている「カワバタモロコ」やきれいな河川に生息する「アカザ」「ドンコ」などの魚類が確認されています。 | |
| ○ | 山地や丘陵部には、「ギフチョウ」「ハッチョウトンボ」といった特色ある動物の生息が確認されています。しかし、陸上生物に関する詳細な生息・生育調査はこれまで行われておらず、その全体像は把握されていません。 |
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| ○ | 水生生物では「オオクチバス」「ブルーギル」、陸上の哺乳動物では「ヌートリア」「アライグマ」といった、繁殖能力が高く、他の動植物の生息・生育に悪影響を及ぼす移入種が市内にも多く生息しており、これらへの対策が求められています。 | |
可児市に分布する植物の重要群落
■可児市に分布する植物の重要群落の位置図

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番号 |
群集・群落 |
分 布 地 点 |
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1 |
シラカシ群集ケヤキ亜群集 |
川合、羽崎古井 |
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2 |
シラカシ群集典型亜群集 |
羽崎八坂神社、久々利八幡神社 |
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3 |
シラカシ群集モミ亜群集 |
久々利津嶋神社、羽崎剣宮神社、大森神社 |
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4 |
ツクバネガシ−シラカシ群集 |
古瀬天地神社、谷迫間北野神社、禅台寺熊野神社 |
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5 |
カナメモチ−コジイ群集 |
宮坂八幡神社、室原遠投神社、室原妙智寺、柿下熊野神社 |
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6 |
シキミ−モミ群集 |
久々利八剣八幡神社 |
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7 |
イリハモミジ−ケヤキ群集 |
土田大脇 |
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8 |
ムクノキ−エノキ群集 |
土田木曽川河畔 |
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9 |
シデコブシ−ハンノキ群集 |
下切姫治、柿下溜池 |
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10 |
ネコヤナギ群集 |
土田木曽川河畔 |
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11 |
ヤチカワズスケ−ヌマガヤ群集 |
下切姫治香ヶ洞溜池 |
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12 |
ジュンサイ−ヒツジグサ群集 |
下切姫治香ヶ洞溜池 |
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13 |
ナナメノキ−アラカシ群集 |
西帷子建速神社 |
資料:可児市の植生
市内の天然記念物指定植物・貴重植物
■指定植物
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■貴重植物
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資料:可児市の植物 |
動植物の生息・生育調査結果

資料:市内動植物に関する研究者・専門家のワーキング
【施策の体系】 (1) 野生動植物の調査、情報収集 ○野生動植物の生息・生育状況調査未実施地域での調査実施 ○野生動植物の生息・生育マップの作成 (2) 野生動植物の保護 ○野生動植物の保護 ○自然保護活動の推進 ○移入種の動物に対する対策の検討 (3) 野生動植物の生息・生育に重要な場所(ビオトープ)の保全、創造 (4) 野生動植物の大切さを知る機会の創出(※第2節5を参照)
[チェック項目]
【主体ごとの推進方策】 市民の役割
事業者の役割
市の役割
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2−3 里山を保全・育成する 2−4 自然生態系を育む水辺を保全する 2−5 自然とのふれあいを創出する <第3節> 快適でうるおいのあるまちをつくります <第4節> 環境への負荷が小さく持続可能なまちをつくります <第5節> 地球環境保全に貢献するまちをつくります <第6節> 市民・事業者・市が責任を持って環境保全に行動するまちをつくります。 |