可児市環境基本計画

第2部 基本計画

序 章]  [第1章]  第2章]  第3章

 

第1章 計画の目標を達成するための施策と行動

<第1節> 安全・安心に住み続けられるまちをつくります

<第2節> 人と生物を育む自然を守り育てるまちをつくります

第3節 快適でうるおいのあるまちをつくります

 3−1 都市緑化の推進と公園緑地ネットワークを形成する

 3−2 良好な都市景観を形成する

 3−3 優れた歴史的・文化資源を保全する

 3−4 水に親しめる空間を整備・活用する

 

3−5

農地を保全・活用する

 

 市内に残された優良農地は積極的に保全していきます。一方、遊休農地等は市民農園など市民が土や緑にふれあう場として活用していきます。

 

【現況と課題】

市内農地は、都市化の進展や産業・就業構造の変化による担い手の減少等に伴い年々減少しており、都市計画基礎調査解析報告書に基づく平成9年現在の面積は1,311haで、昭和61年と比較して約16%減少しています。また、毎年10〜20ha前後の農地がそれ以外の用途に転用されており、うち約4割は住宅用地となっています。

市内には、一定規模を有して適切な耕作が営まれている優良農地が点在しています。これらは農業生産基盤である目的の他に、洪水時の貯水機能、市民にやすらぎと潤いを与える身近な緑としての機能も有しており、積極的に保全していくことが必要です。
市民意識調査によれば、農地の保全については、“所有者が保全に努めるべき”“市民も協力して保全していくべき”を合わせると約7割は農地として保全することを望んでいます。
一方で、農業従事者の高齢化や担い手不足により耕作放棄された遊休農地、米の生産調整事業(減反)による休耕田があります。これらは、市民の農業体験の場など新たな活用が期待されます。
市民意識調査によれば、市民農園の利用意向については、“ぜひ利用したい”“できれば利用したい”を合わせると約4割が利用したい考えを示しており、特に桜ケ丘や帷子といった住宅団地が多い地区で利用意向が高くなっています。

 
 

農用地面積の推移

農地面積の推移資料:都市計画基礎調査解析


 

今後の農地についての考え

今後の農地の考え方について

               資料:環境に関する市民アンケート調査


 

市民農園の利用動向

市民農園の利用動向

               資料:環境に関する市民アンケート調査


 

達成目標

農業地域振興整備計画や土地利用計画等に基づき集団的農業の農地の保全を図ります。一方、遊休農地等を活用して市民農園を整備します。


【施策の体系】

   (1) 優れた農地の保全

      ○集団的農用地の保全と良好な営農環境の維持

        ・農振農用地区域の見直しと農住工混在地の解消

      ○農地転用許可制度の適正運用

   (2) 市民が土や緑にふれあう空間としての農地の活用

      ○荒廃・遊休農地の市民農園の場としての活用

      ○休耕田の花いっぱい運動の場としての活用

      ○高齢者生きがい農園の整備

 

   [チェック項目]

 ○農地面積の推移

 ○農地転用の状況

 ○市民農園等の整備状況、市民の利用状況

 

【主体ごとの推進方策】

 市民の役割

農業後継者の育成を図ります。
休耕田の適切な管理に努めます。
市民農園を借り、家庭菜園として利用します。
農業体験を通じて農業や農地の大切さを学びます。

 

 事業者の役割

優れた農地の適切な保全と活用を図ります。

 

 市の役割

無秩序な農地転用を抑制し、優良農地の確保と保全に努めます。
中核農家や後継者の育成など、農業振興を図るための施策を展開します。
荒廃・遊休農地を調査して市民農園、高齢者生きがい農園として整備を推進するとともに、市民への利用啓発を図ります。

  

 3−6 花で彩られた美しいまちづくりを推進する

 3−7 散乱ごみ等がない美しいまちづくりを推進する

<第4節> 環境への負荷が小さく持続可能なまちをつくります

<第5節> 地球環境保全に貢献するまちをつくります

<第6節> 市民・事業者・市が責任を持って環境保全に行動するまちをつくります。

 


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